不正咬合:１回目（2004年7月）
７月４日
朝、ミミーに餌をあげようと、ペレット皿をみたら、ほとんど何も食べてないことがわかった。う、どうしたんだろうと思ったが、とりあえず、元気はあるようなので、少し部屋にだして様子を見ることに。うーん、動きがにぶい、これは病院に連れて行くべきかも、と思い始めたが、今日は日曜日。ひょっとして今日は病院休みでは？２年前に連れて行った病院はどうだったかな、と考えて、インターネットで検索を始めた。
夕方、ミミーを見ると、近くの床が濡れてる。あ、おしっこか、とすぐにふこうとしたら、ちょっと様子がおかしい。なんと、それはミミーのよだれだったのだ。あちゃー、こりゃあいかん、すぐに病院いかなきゃ。でもまだ病院見つけてないし。もう６時過ぎてる・・・。幸い、よだれは止まったみたいで、何もなかったように寝ているミミーだが、あいかわらず餌を食べない。とりあえず明日、ウサギに詳しい病院に行こうと、またインターネットで探し始めた。
７月５日
朝、ミミーを見ると、普通にペレットを食べていたのでほっと一安心。でも、よだれであごが濡れている。やはり、何かあるに違いない。インターネットで検索した結果、西区にあるオーク動物病院に連れて行くことにした。車で２０分ぐらいか。電話して、症状をお話すると、「それは心配ですね、すぐにつれてきて下さい」とのこと。キャリーにミミーを入れ、病院に行った。初診と言うことで、カルテを作るためにいろいろ聞かれた。ウサギは結構きているみたいで、この病院で正解なんだろうな、とちょっと安心。
先生に、よだれがひどかったこと、餌を食べなかったことを説明。すると、「歯が変な風にのびて、頬に歯が当たって痛いのではないか。もしかしたら、内側にもとがってのびるので舌を傷つけているかもしれない」という。いわゆる不正咬合だ。みたところ、門歯は問題ないようなので、臼歯だろうとのこと。まず目視してみて、のびているようだったら、レントゲンを撮って詳しく見てみたいのだが、といわれ、料金などを説明された。事前に料金のことも言われたのでなかなか親切だなと思った。 「もし、臼歯がのびていたら、麻酔を掛けて、削らないといけない」と言われたので、心配になったが、レントゲンの結果、やはり臼歯がのびていて、頬と舌を傷つけているようだとのこと。「すぐに処置した方がいいと思います」との言葉に何も言えずうなずく私。さらに、「この病気は治ることがありません。定期的に今回のように削っていく必要があります」といわれ、さらにショック。歯がまがったままのびてしまうので、どうしても削る必要があるそうだ。原因としては、ケージをかむ癖や、牧草をあまり食べないということだろうといわれた。
麻酔をかけなくてはいけないので、ミミーの体調が万全かどうか、血液検査を行った。
結果はこのとおり。
まず、脱水気味だったので、点滴をしますとのこと。舌が痛くて、ボトルからあまり水を飲めなかったのではないか、とのことでした。あと、カルシウムが少々高いが、これはペレットに偏った食生活に問題有りということで、かなり反省した。前はチモシーを食べてたが、いまはさっぱり食べないので、ほとんどペレット、しかもアルファルファ主体のものしか食べさせてなかったのだ。
麻酔をするには問題なかったので、同意書を書き、そのまま預けて、夕方ひきとりに来ることになった。やはり牧草を食べさせないといけないな、と考えながら、とりあえず家に帰った。夕方４時頃病院から電話があり、「無事に終わりました」とのこと。ホッとして、病院に引き取りに行った。ミミーはもう元気になっているように見えた。
「歯を削ったことによる違和感があるので、今日明日ぐらいは何も食べないかもしれないが、野菜ジュースをあげてください」とのこと。先生にお礼を述べ、その場を後にした。
この日の診察料
診察料（初診） 1,575円
一般血液検査Ⅱ 9,450円
ガス麻酔 3,150円
処置料 5,250円
皮下点滴 2,100円
合計 21,525円
なぜかレントゲン代が取られてないけど、まあ、いいか。
家に連れ帰ると、ミミーはやはりおとなしいが、意識はしっかりしているようだ。水を飲むが、餌には手を付けない。仕方がないな、これは。 で、ケージからミミーを部屋に出したら、なにかおかしい。おなかが異様に大きく見えるのだ。ありゃーこれはなんだ、と思って病院に電話したら、留守電。あたりまえか。仕方がないので明日連れて行くことにした。
