みみ〜さんといっしょ

ミニウサギのミミーさんとの生活を綴るHPです

不正咬合

 みなさんご存じと思いますが、一応、不正咬合について説明します。
うさぎの歯は、生涯伸びつづけます。ですから、うさぎは、食べ物を噛む(咀嚼)ことで、上下の歯をうまく削って伸び過ぎるのを防いでいます。これは、噛み合わせが正常なときは、正常に歯が摩耗するのですが、噛み合わせが悪くなってしまうと、咀嚼をしても歯が一部がうまく削れずに、伸びつづけてしまうことになります。そのため、うまく食べ物を食べられなくなったり、伸び過ぎた歯で口内の粘膜を傷つけ、口内炎を起こしたり、他にも様々な疾患の原因になったりします。


 不正咬合は一度なってしまうと治りません。ですから、不正咬合になったうさぎは定期的に伸び過ぎた歯を切らなくてはなりません。門歯だけなら無麻酔で保定だけで歯を切ることができますが、臼歯(きゅうし)にも不正咬合があると全身麻酔下での処置となりますので、内臓に疾患が有る場合などは危険を伴います。


 不正咬合の原因は遺伝によるものが多い、と言われています。この場合、成長するまで現れないことがあって、子うさぎのときには歯は噛み合っており、成長するにつれて、 噛み合わなくなってしまうそうです。他にも、ケージを噛みつづけたり、怪我や膿瘍などで噛み合わせが悪くなる場合も考えられます。


 ミミーさんの場合ですが、不正咬合になった原因はわかりません。門歯ではなく臼歯なので、おそらく遺伝的なものではないかと思います。多少ばらつきはありますが臼歯をおよそ1ヶ月おきに切らないといけません。麻酔はガス麻酔ですが、麻酔の効きがよく、術後もすぐに覚醒するので、あまり体には負担にはなってないようで、その点は少し安心できます。肥満のうさぎは、麻酔の効きが悪く、内臓にも疾患が有る場合が多いので、危険な場合があるそうです。ミミーさんはスリムな体型を維持していたので、よかったのでしょうねー。

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不正咬合

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