ルーターの設定
ルーターや、ルーター機能付きモデムを使っていない場合は、特に意識することはないでしょうが、使っている場合は、この設定をうまくやらないと、外からカメラサーバーにアクセス出来ません。
どういうことかというと、モデムで直接接続してインターネットに接続する場合は、プロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスはそのパソコンのIPアドレスとなります。しかし、ルーターを挟むと、そのIPアドレスはブロードバンドルーターに割り当てられますが、カメラサーバーはプライベートIPアドレス(例「192.168.0.xx」)のままです。つまり、DynamicDNSなどを設定しても、外部からアクセスが、自宅サーバーに行きつかないのです。
何を設定するのか?
ルーターによって使われている用語なども違いますので、マニュアルをよく読んで設定してもらうしかありませんが、行うこととは、外部からポート80(HTTP)へのアクセスはカメラサーバーパソコンにアクセスできるように、ルータを設定します。メーカーによって設定の呼び名が違いますが、「NAT/IPマスカレード」「ローカルサーバ」「ポート転送」「ポートフォワーディング」、あるいは「アドレス変換」という設定項目です。
ここでは、カメラサーバーにするパソコンのプライベートIPアドレスを「192.168.11.1」と仮定して話を進めます。
サーバーにするパソコンのプライベートIPアドレスを調べる?
windows98、MEの場合
[スタートメニュー]→[ファイル名を指定して実行]→winipcfg と入力して [OK]
Ethernetアダプタ情報の、「IPアドレス」が、そのパソコンのプライベートIPアドレスです。
windows2000の場合
「スタートメニュー」→「ファイル名を指定して実行」→cmdと入力して[OK]
ipconfig/renew と入力し、[ENTER]
windowsXPの場合
ネットワークのローカルエリア接続のプロパティを確認してください。
ルーターの設定が完了したら、友達などに頼んで、ライブページを見てもらいましょう。ちゃんと見ることができれば、動画ライブが無事成功していることになります。
カメラサーバーのプライベートIPアドレスを固定にする
ルータの設定で、「TeVeo's VIDiO Suite」をインストールしたマシンのプライベートIPアドレスを192.168.11.1に手動で設定します。(ルータのDHCP機能のoffにして、サーバマシンのプライベートIPアドレスが変わらないようにします。)この方法は、色んなやり方があります。私が以前使っていたルーターの場合の設定はここにあります。
ポート80へのアクセスをカメラサーバーのパソコンに転送する
この設定はお使いになってるルーターの機種によって異なりますので、お手元にあるルーターのマニュアルに従って設定してください。私が以前使っていたバッファローのルーターの(BLR3-TX4L)設定はここにあります。
外部から確認する
設定が終わったら、さっそくライブ・カメラがきちんと動作しているかチェックしましょう。WEBカメラがきちんと設置されているか確認した後、「TeVeo's
VIDiO Suite」や、「Dice」を起動します。友達などに「DynDNS.org」に登録したアドレスで、あなたのカメラサーバーにアクセスしてもらってください。
ライブ映像を見てもらえていますか? ライブ映像が見えていれば、設定はすべて上手くいきました。おめでとうございます。