皮下膿瘍治療記録その1
7月6日
歯切り後、食餌をとらないミミー。お腹がふくれているのが気になり、前の日の夜に電話して症状を伝えていた。
朝、病院から電話があり、「点滴が、おなかの方に下がってきているだけでしょう」 という。一日もすれば体に吸収されるらしい。また、歯の違和感でしばらく食べないことがあります、とも。ホッと一安心。が、これがそうでも なかったのだ・・・。 やはりミミーは餌を食べない。おなかも少し小さくなったが、まだ大きいようだ。ま、点滴がまだ吸収されてないんだな、と思って、野菜ジュースをあげたりした。
7月8日
うーん、まだ幾分おなかが大きいような?まだ餌を食べないし。ペレットをお湯でふやかしたものを置いてみる。うーん、少し口にしたけど・・・。とうとう●が小さいものしかでなくなった。
7月9日
おなかのあたりをしきりに舐めてる。ずいぶんおなかは引っ込んだけど、なんだかぽっこりしている。おなかを触るとすごくいやがるし。どうしたんだろう、心配になり始める。
7月10日
病院に電話して、見てもらうことにした。行ってみると、この間とは違う先生だった。ひっくり返しておなかを見てみると、一部毛が抜けていて、赤くなっている部分がある。このとき初めて気が付いた。「うーん、おなかを気にして舐めたり噛んだりしたのかもしれませんね。」とのこと。また、おなかがぽっこりしているのにも気づき、「点滴はとっくに吸収されているはずなんですが・・・」なにだかわからない様子。「前からこのようになってた、ということは無いですか?」と聞かれたが、そんなにぽっこりではなかったはず。とりあえずレントゲンを撮ってみることにした。
すると、「あまり食べてないので、おなかにガスが溜まっているが、毛を飲み込んだためだろう」とのこと。また、おなかぽっこりのところは白く写ってて、「脂肪なのか、水なのか・・・」よくわからないので、注射器でぽっこり部分から組織を取って顕微鏡で見てもらった。「細胞自体は正常なものばかりなので、大丈夫だと思う」とのこと。しばらく様子を見て、ぽっこりが引っ込まないようなら、詳しい検査も必要だろうとのこと。で、傷が化膿しないように抗生物質(クロラムフェニコール)と、胃腸を動かす薬を頂いた。
この日の診察料
診察料(再診) 1,050円
注射処置 1,575円
皮下点滴 2,100円
レントゲン検査 3,150円
内服薬 3,150円
細胞診断検査 3,150円
合計 17,325円
今回は、すべて請求されたようだ。
抗生物質は1.5ccを一日2回、胃腸を動かす薬は一日3回のませないといけない。胃腸の薬は粉薬なので、パインジュースに溶かして与えるようにした。
薬を与えるため簀巻きにされてるミミー
7月12日
相変わらす食欲がない。野菜を少しとふやかしペレットを少ししか食べない。 先生には言われてないけど、強制給餌が必要かな、と考える。
7月13日
強制給餌用のシリンジを手に入れ、ふやかしヨーグルト入りペレットを食べさせてみる。うーむ、もぐもぐしてくれない。少しだけ食べさせて、この日はキャベツを少しあげた。やはり少しだけしか食べない。。。 あいかわらずおなかあたりを舐めているような気がする。こんなんで傷が治るのかな。
7月14日
ミミーをひっくり返しておなかを見てみると、前回見たときよりもかなり赤くなっている!!これはいかん。明日は病院に連絡しよう。
そのときのミミーのお腹。赤い傷が見える。
7月15日
仕事から急いで家に戻り、ミミーをつれて病院へ。なぜかふやかしペレットの皿が空になっていた。あれ、食べたのかな、と思ったが、傷の方が心配ですぐに忘れた
病院では、最初に見て頂いた先生だった。おなかを見て頂くと、「これは前よりひどくなってますね。毛を剃ってみてもいいですか?」と言われたので、もちろんお願いした。
待っている間、別のウサギがエリカラーをつけて出てきた。手術したばかりらしい。うちのミミーもエリカラをはめるのかな、と考えてたら、やはり付けられてた。 「傷を気にして自分で噛んでいたようです。かまないようにカラーを付けました。抗生物質をいままでどおり与えて下さい。あと食欲がないことですが・・・考えられるのは、痛みのせいかもしれません。痛み止めを出しておきましょうか」といわれて、前回もこの先生だったならよかったな、と思ってしまった。
この日の診察料
診察料(再診) 1,050円
内服薬 1,575円
動物用品(カラー) 1,050円
合計 3,675円
エリザベスカラーをつけたミミー
7月16日
朝、餌の皿を見ると、ふやかしペレットが全部無くなっていた。痛み止めが効いたのか、すでに昨日から食欲が戻りつつあったのかわからないが、とにかく食べ始めた!よかった〜。
7月17日
野菜を中心に、普通のペレットも置いてみると、量は少ないが、食べていた。だんだんもどりつつある。うんちはしばらく全然でてなかったが、小さいのが出てきた。
7月18日
ペレットもずいぶん食べるようになってきた。おなかの方は傷になっていたところが黒くかさぶたみたいになってきた。